君が笑顔になれますように
カフェでアイスコーヒー、ケーキを堪能した私は無事に体力回復。



張り切って、カフェを飛び出すと細くのびる小さな道を二人で登っていく。



この道は、昔からずっと変わらないなあ…。


「桜は何回か来たことあるみたいだな。」


「うん!最近は来てなかったけど、小さい頃はよく来てたよ…。」



あの頃は、この坂道を登るのに、かなりの時間を費やした気がするのに…



今は、あっという間に着いちゃう…。


それだけ時間が経ったってことなんだね…。


「お!あれ、展望台と石碑じゃん。」



准が私の手を引っ張って、走っていく。



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