君が笑顔になれますように
「今日は、可奈さんと帰らなくても大丈夫なの…?」


「昨日一緒に帰ったんだし、大丈夫だよ。それより、だいぶ待たせたよな。ごめん。」


准は、ちゃんと気にしてくれていたんだね。


それだけでも嬉しくなる。


「私は、そんなに待ってないから平気だよ!じゃあ…帰ろっか…。」



私たちは、教室を出た。




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