君が笑顔になれますように
「ありがとう。でも、大丈夫。」


私の笑顔を心配そうに見ていた真那だけど、それ以上は何も聞かないでくれた。


私は席に座って、授業が始まるまで机に伏せていた。


こうしていれば、誰にも顔を見られない…。



一番見て欲しくない准にも…。



私…



これから准にどう接したらいいのかな…?


もう准の顔なんて、まともに見れないよ…。



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