君が笑顔になれますように
「私こそ、ごめんね…。急に逃げたりして……。ちょっとビックリしただけなの。私も…距離をおいた方がいいかなって思ってたんだ…。最近、あまり会話とかも無かったもんね…。」
何を言ってるんだろう、私…。
そんなこと、思ってなかったくせに…。
だけど、准のためにも私は離れた方がいい…。
このまま“傍にいたい…”って言っても、准は困るだけじゃないかって思う…。
「桜…」
「准は気にしないでね!こんな私じゃあ、准も呆れるよね…。」
「いや、そんなことは…」
「私…お昼も食べ終わったし、教室に戻るね…。」
准の言葉を遮って、私は屋上を飛び出した。
何を言ってるんだろう、私…。
そんなこと、思ってなかったくせに…。
だけど、准のためにも私は離れた方がいい…。
このまま“傍にいたい…”って言っても、准は困るだけじゃないかって思う…。
「桜…」
「准は気にしないでね!こんな私じゃあ、准も呆れるよね…。」
「いや、そんなことは…」
「私…お昼も食べ終わったし、教室に戻るね…。」
准の言葉を遮って、私は屋上を飛び出した。