君が笑顔になれますように

話って、何…?



ふと屋上で“距離をおきたい”って言っていた准の姿が頭に浮かぶ。



もしかして……



いよいよ別れを告げられちゃうのかな…?



これで、本当に私と准は終わりを迎えることになるのかな……。



唇をキュッとかみしめながら、私は冷たい空気が漂う秋空の下を俯きながら帰った。



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