君が笑顔になれますように
「ん……?」



ゆっくりと私は目を開ける。



「やっと起きたか…。」



「きゃっ…!じゅ…准!!」



准は、私の顔を覗き込むようにして、少し呆れた表情を浮かべている。



慌てて、私は起き上がると周りをキョロキョロと見回した。



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