君が笑顔になれますように

電車を一度乗り継いで、やってきた場所は…



「海……?」



駅を出て数分歩くと、目の前に海が広がってきた。



准がついてきてほしい場所って海なのかな…?



私たちは会話も特にないまま、砂浜をしばらく歩いた。



晩秋の海には、寒いせいか人も見当たらない。



私たち二人だけ。



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