君が笑顔になれますように

別れる二人って、みんなこういう感じなのかな…?



会話もなくて、お互い暗い表情で…。



近くにいても、すごく准が遠くに感じる…。




そんなことを考えながら歩いていると、准がピタリと足を止めた。



私も同じように歩くのを止める。




「ちょっと座ろっか…。」


准の言葉で、砂浜に二人で腰をおろした。



いよいよ…准から言われちゃうのかな。



心臓のドキドキが加速していく。



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