君が笑顔になれますように
「准…、私……笑ってるかな…?」
「うん…。笑ってる。とびきりの笑顔じゃん…。」
おでこを離して私の顔を見つめてくれる准にドキドキしてる…。
今までにないくらい幸せなドキドキ…。
「准…好きだよ…。」
「俺も、桜が好き。これから、二人でいっぱい笑いあえるといいな…。」
私たちは二人で笑った。
これからも、たくさん…
笑顔の時間を増やしていこうね…。
夕日が海へと沈んでいく砂浜で、私と准は再びキスを交わした。