君が笑顔になれますように

“………さくら…”



まただ…。


どうして…?



“……さくら……”



私は思わず目を閉じて、耳を塞いだ。



でも、私を呼ぶ准の声は次第に大きくなっていく。



そして……








目の前が真っ白になった。




―――――――………




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