君が笑顔になれますように
「あ……」



准は少し驚きながら、その女性のもとへと歩調を速めて歩きだす。



手を握ったままなので、准に少し引っ張られるような形になって歩く私。



女性もヒールの音を響かせながら、私たちの方に近寄ってくる。



スタイルがよくて、サラサラのロングヘアを、そよ風になびかせながら…。



この美人の女性と准って、どんな関係…!?



まさか浮気…なんてことはないよね…?



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