君が笑顔になれますように
「准、なんか美味しいもの食べながら、ゆっくり桜ちゃんと話したら?」



舞実さんの言葉で、私たちはお茶を飲みながら、辺りが少し暗くなるまで、ゆっくりと話をしていた。



表情は、あまりない准だけど、いつもよりも声が聞けて私は嬉しかった。



准…



私…あなたの力になりたい…



准が楽しい時や嬉しい時、自然に笑えるように、私に出来ることがあったら、何かしたいの…。



私が准のために出来ることって何だろう……?



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