君が笑顔になれますように
「迷惑じゃないよ。一緒に食べるか?」



えっ……!!



まさかのOK!?



飛び跳ねたいくらい嬉しい気持ちを抑えながら、心の中で喜びの声をあげる。



「場所変えようか。」


准は教室の女の子たちの視線に気付き立ち上がる。



「うん。ちょっと待ってね!」



私はカバンの中からお弁当箱を二つ取り出すと、准と一緒に教室を出た。



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