君が笑顔になれますように

准は優しいから、“可愛い”なんて言ってくれたけど、絶対に間抜けな顔で寝てたに決まってる…!



あ〜不覚……。



まさか、早く来たばっかりに、ベンチで寝ちゃうとは…。



朝起きた時は、そんなに眠さも感じなかったんだけどなあ…。



「俺も、寝れそう。気持ちいい風も吹いてるし、眠気を誘うよな。」



准は私の隣に腰を下ろす。



< 87 / 253 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop