君が笑顔になれますように
「私、いつも登りきると朝から疲れちゃうんだよね…。だけど、今日は違うよ!全然疲れも感じない。准のおかげだよ。」



テンションが上がる私は、歩くペースを早くする。



「桜、もっとゆっくり歩けよ。すぐに学校着いちゃうぞ?」



あっ……



そうだった……



足早に歩いたら、もったいないよね…。



せっかく一緒に登校してるわけだし…。



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