Endless。。。
しばらく下りると、先生の連絡をきいたのだろう、下から他の先生たちが担架を運んできた。

先生たちはもう一人気分の悪くなった生徒がまだ上にいるそうなので、その人のために2台目の担架を押してあがっていった。

なのであとは愛cを担架に乗せて2人で下まで降りていった。

やっと小屋にたどりつき、愛cをベッドにねかせた。
小屋では保健の先生が待っていた。

「貧血も倒れた原因の一つだけど、登山中に硫黄ガスにあてられたみたいね。しばらく寝ていれば今日中にはよくなってるわよ。」


今から戻ることもできないので、私と松田は先生の手伝いをしていた。

愛cが軽かったとはいえさすがに松田はバテたようで、愛cの隣のベッドで横にならせてもらっていた。
(愛cの隣に寝たいからというのもあったかもしれないが)

1時間くらいしてみんなが山からおりてきた。

私は愛cと松田に置手紙を残していったんその場を後にした。
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