Endless。。。
―――――ズコッ!
「いてっ;;」

私は階段に近いところですべって転んでしまった。

「・・・痛ぁ~(泣)」

「大丈夫?怪我は??」

「ううん、平気;」

立ち上がろうとしたとき。
―――パリパリパリッ
氷を踏んづけたような音がきこえた。

「「・・・」」

5月の暑い時期。外に氷が張ってるはずはないし・・・

古藤「これはラップ音ってヤツですかね。。。」

栄理「そうかもだよね;
ラップ音って幽霊が出る予兆とかきいたことあるから・・・早く帰ろう(涙)」

2人とも霊感はないから幽霊がいても見えないだろうが、実は真後ろとか真上とかにいるんじゃないかという恐怖心がつきまとう。
小走りで松田たちのところへ逃げ帰った。



戻ると松田と愛cはもういなくて、寺井と恵cがいた。

さっきの出来事は思い出すと怖いので、私も古藤君も無理に頭の奥に封じ込めて2人の話で気を紛らわせていた。

寺井「取ってくるの結構楽勝だったぜ☆でも風強いし気~つけな?」

恵「な~に偉そうに言ってんの(笑)実はビビってたでしょw」

寺井「ぜ~んぜんw」

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