Endless。。。
「あ!」

組体操の練習に行く途中の古藤君にタオルをぶつけてしまった;;

「ごめ~~ん!!大丈夫??;;」

古藤君は
「平気平気、タオルだし笑」

ヒラッ

「あ、なんかポケットから落ちたよ??」

私はそれを手にとって見た。

「・・・電話番号??」
携帯のようだ。

「あぁ、それ覚えようと思って。俺自分の以外の番号とかも全然覚えきれないし、こうでもしなきゃね笑」
とても嬉しそうな顔で話している。

あぁ、きっと彼女のなんだ。。


多少ショックは受けたが、そこまで落ち込んでない自分がいた。
あきらめの気持ちが自分の中でついてきたんだろうか・・・

でも自分で自分が何を思っているのか全然分からなかった。

< 48 / 106 >

この作品をシェア

pagetop