きみとベッドで【完結】





幸せより、願い。


それはすでに使命のような力をもっていて、



抗うこと、拒否すること。


そんな選択肢はとっくに消えていた。



その道以外に道はない。


あたし自身があたしにそう叫んでいた。



もうあとには引けなかった。


それは意地のようでもあり、



わがままでもあったのかもしれない。





幼い子どもの、わがまま。









ごめんね、先生。






愛してしまって、ごめん……














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