アナタのコトを好きでゴメンなさぃ*。



そして歩いてそう遠くない学校。



私とお母さんは一歩一歩学校に近づいてゆく。



会話も一切なく。



ただ、地面を見つめながら。



時々、前を見ながら。



周りのすれ違う子は、きっと同じ入学式なんだろう....。



お母さんらしき人とお父さんらしき人と仲良く車に乗り込んでいる。



いいなあ。



心の奥でそう想う。


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