アナタのコトを好きでゴメンなさぃ*。



「久しぶりね、芽恵ちゃん」



そう言うけど笑ってない。



「ぢゃあまた後でね!」



そう言って芽恵は行ってしまった。



『入学おめでとう』



と書いてある板が見えてきた。



いよいよだ!


私は心の中でそう強く叫んだ。





 *  *  *







< 15 / 73 >

この作品をシェア

pagetop