危険な誘惑にくちづけを
Ⅰ章
求めあうカラダ
「……春陽、おいで?」
「うん!」
笑って、両手を広げる紫音の裸の胸に。
わたしは、喜んで飛び込んだ。
つい、さっきまで。
紫音とくたくたに疲れるまで、愛を確かめあったばかりなのに、ね?
わたしは紫音に「おいで?」と言われれば、絶対に断れない。
それは、わたしが、紫音のコト。
とっても、とっても、大好き、だから。
そして、その……
うふふ。
……恥ずかしいけど言っちゃお。
……前にホストだった紫音が。
初めてのときでも、声をあげちゃったほど。
とてもキモチ良く、わたしを抱いてくれるから。
……それと、もうひとつ。
ちょっぴり、悲しい理由がある。
「うん!」
笑って、両手を広げる紫音の裸の胸に。
わたしは、喜んで飛び込んだ。
つい、さっきまで。
紫音とくたくたに疲れるまで、愛を確かめあったばかりなのに、ね?
わたしは紫音に「おいで?」と言われれば、絶対に断れない。
それは、わたしが、紫音のコト。
とっても、とっても、大好き、だから。
そして、その……
うふふ。
……恥ずかしいけど言っちゃお。
……前にホストだった紫音が。
初めてのときでも、声をあげちゃったほど。
とてもキモチ良く、わたしを抱いてくれるから。
……それと、もうひとつ。
ちょっぴり、悲しい理由がある。