危険な誘惑にくちづけを
 黙ったわたしを、いい方に勝手に解釈して、水島が、機嫌よく笑った。

「じゃあ、春陽の彼氏さんに、会いに行こうね?
 ガッコが終わってから、三人で。
 ね、ね、春陽。
 突然にお邪魔するのは、さすがに悪いから。
 行きがけに差し入れを、持って行きたいんだけど……
 彼氏さんの好きなモノって、なに?」















 
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