また、ここから
また、ここから
僕は田崎裕

3年前、僕はこの街

アメリカに行くために大阪を去った

1人の女をおいて

そして今日からまた大阪でくらすことになった

また君に会うためにあの、花屋に向かう


「いらっしゃいませ」

そこには3年前最後に見た
君がいた

まだ仕事中みたいだ

僕は近くのベンチに座ってまった

僕がこの街においていった女、それは彼女だった

彼女の名は相田美奈

おいていった理由、それは彼女がいると夢に向かって頑張れない気がしたから

僕の夢は画家でとても厳しく辛い修行だった

修行を終えこっちで画家をやることにした

今度は彼女と一緒に

「ありがとうございました」

仕事が終わった

僕は話しかけた

裕「美奈!!」

「…あの、今から昼休みなんで、申し訳ございません」

彼女から出た言葉は客に対する言葉だった

裕「冗談やめてや、美奈〜俺今日帰ってきたんよ!!また一緒に暮らせるで」

「やめてください!!失礼します」

裕「美奈…?」

何が起こってるのかさっぱりわからなかった

そんなことを考えてると

中から誰がでてきた

裕「あ…」

美奈のお母さんやった

母「あら、裕くん…」

裕「美奈、呼んでもらいますか?」

母「ちょっと話があるねん」

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