怖がり少女と吸血鬼
 

学校で見た、

女の人の首筋に、噛まれた跡。

思い出すたびに、背筋がゾクゾクする。


そして、どうしようもない不安に襲われる。



「こんな時、彼氏がいればいいのになぁ…」


怖さを紛らわすように独り言をつぶやきながら、自分の部屋に入った。



あたしはベッドにダイブして、いつの間にか眠ってしまった。











 
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