怖がり少女と吸血鬼
 

「でも、この学校にもいるかもしれないよ…?」

綾菜は急に真面目な顔をして、あたしに耳打ちする。


ドキッ…


「な…なにが…?」


あたしの心臓はバックバック言ってる。

それに気付かないフリをして、必死に平常心を創る。






「吸・血・鬼」



 
< 5 / 129 >

この作品をシェア

pagetop