大好き。




「ん…っ」




窓越しから聞こえてくる
雀の鳴き声。




「朝ー…?」




あたしは、眠たい目を
擦りながら携帯の画面を見た。





「きゃああああ!」






やばい!!初日から遅刻しちゃう。

もう8:10に回っていた。






「あり得ない!じゃ、行ってきます!!」





慌てて、靴を履きドアのノブに手を掛ける。





初日って言っても、昨日が入学式で
今日から初★高校授業!






でも、まだ間に合う。




急いで、走って学校へ向かった―








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