大好き。
―ドンッ―
「いっ…」
通う、天羅高校に向かう
近道の途中の曲がり角で
誰かに衝突してしまった。
「大丈夫ですか?」
スッと手を差し出してくれたぶつかった男。
「あ、すみません…大丈夫です!」
勢いよく、ピョンと立ち上がると
その男はニコリと微笑んだ。
「そっか!!よかった♪」
キュン…❤
なに、この子!!可愛すぎ♪
ってか、よく見たらこの子、
天羅中学じゃん。
年下だったんだ!?
でも、ホント可愛い~♪
茶髪の男とは、思えない奇麗な髪。
それに潤んだ瞳。
優しい言動。それに…笑顔❤
「じゃあ、お姉さん。さよなら」
――――えッッ∑
あ!絶対にこれ、遅刻だ!!(汗)