大好き。
頬杖をつきながら、ボーッと午後の授業を受けてた。
…あれ?あれ~~~!?
ヤバいかもッッ!なんか、シャーペンがない。
「他のー…」
筆箱をあさり、中を拝見するけど全本、芯がない。
嘘でしょー!!
「ごめん!美羽ちゃん」
「ふふ♪いいよ、全然!!」
事情を言うと、すぐさまシャーペンを貸してくれた。
あぁ~、なんていい人!
だけど、あの"お気に"の苺のシャーペン…
どうしたんだろう!?
「今日は、ここまでです」
終了のチャイムが、鳴り終わった。
朝、ちゃんと入れた覚えが…
なんて、まだシャーペンのことで、考えてる。
シャーペンの行方が分からないまま、下校してたら―
「あっ♪朝の!!」