マリッジ×鬼ごっこ☆
「どうぞ。」


そう言って、凌河は部屋のドアを開けて待ってくれていた。


「ありがと。」


そう言って、部屋に足を踏み入れた。


「えっ…。」


「瑠香…。」


耳元で、凌河の声が聞こえた。


一瞬、夢見てるように思えた。


でも、凌河の抱きしめる強さが現実だった。



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