マリッジ×鬼ごっこ☆
「分からないって顔してるね。瑠香ちゃん。

何で、こんなに簡単にみつかったか知りたい?」

そう言うと、得意気に笑った。

私…。

この人キライ。

特に理由はないケド。

「瑠香ちゃん。肩を見てみなよ。」

そう言って自分の肩を指差した。

肩…?

不思議に思って肩を見ると、何か小さな物が

赤く光っていた。

何これ…?

そう思って、光っていた物を指で摘んだ。

「それ、発信器。」

発信器…?

そんなのどこで付けられたの?

「どこで付けたかは、教えてあげないよ。」

まるで、わたしの心を読みとったように

白鳥さんは言った。

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