マリッジ×鬼ごっこ☆
「そんなに笑わなくても!」

「わりぃ、わりぃ。でもさ、

『うひょ!』は、ねぇだろ。」

「それは、凌河がぁ!」

まだ笑い続ける。

「もういいもんっ!!」

…。私って可愛くない。

それからしばらく、凌河は笑続けた。

「はぁ〜。おもろかった。」

笑い終えた凌河は、涙を拭いて言った。

「ここでサッカーボールを蹴ってたら

ボールが当たてどうしたらかいいか分かんなかった

から元に戻しておいたら、真由実と翔太が喧嘩してて、

俺が壊したって言いにくくて戸惑ってたら、お前が自分だって

言い出して、俺は黙ってた。」


< 79 / 106 >

この作品をシェア

pagetop