マリッジ×鬼ごっこ☆
「何が?」

「…今、お前、一人で笑って、赤面して、驚いてたんだけど、気づいてなかった?」

なっ!なんてことを!!妄想の世界にトリップして、そんなところを凌河に見られてたんだ!!!!


最悪…。


なかったことにして下さい。


「相変わらずだな、お前。」


そう言って凌河は、笑った。



キュンって胸がなったような気がした。



「はい、これお前の分。」


私は、凌河からレモンティーを受け取った。


「ありがと…。」


「いいえ、どういたしまして。好きだろ?レモンティー。」


「うん。」


すっごく嬉しくなった。


覚えててくれたんだ。


凌河の一言で、私は嬉しくなる。


凌河に振り回されている気がする。



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