【中編】彼女の本音と彼氏の事情
「この事は、由香が言ったと思うよ。俺の携帯に力から着信あるし。」


陸斗は、私に携帯を見せた。


着歴に力くんの名前があった。


私も携帯をだして見てみた。



もしかしたらがあるかもしれないから。


私は、恐る恐る携帯を見た。


「嘘。」


陸斗は、私の携帯を除いた。


「ふ〜ん。そうだよな。瞬も素直じゃないから。」


「陸斗、意味わかんないから。」


「とりあえず、映画行こうぜ?」


「うん。」


懐かしい。


陸斗のデートは、いつも映画だったな。


お互いに映画好きだったってのがあるから。


楽しかった時がすごい思い出される。


てか、もうどうでもよくなってきた。


だから、私は瞬に折り返し電話しなかった


瞬とは、家で会うからデートなんかしないし。


だから、いい気晴らしになるかもしれない。


瞬を諦めるには、ちょうどいい。


って、諦めきれるのかな?
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