【中編】彼女の本音と彼氏の事情
「まあ、飲もうぜ。」


いつのまに頼んだのか料理や飲み物がきた。


てか、こんな状況になるなら個室は、マズくない?


最初は、個室のがいいと思ったけど。


瞬がいい顔するわけないよね。


私のせいで友達関係崩れるのかな?


そっちのがイヤだ。


私が瞬の最後になれるとは限らないのに。


「碧?」


「うん?」


「瞬たちが来るまで、待ってんのが微妙だから食べよう?」


「うん。」


私は、仕方なく食べ始めることにした。
< 23 / 71 >

この作品をシェア

pagetop