【中編】彼女の本音と彼氏の事情
彼女の本音⑤
遥人がめちゃくちゃ瞬をカラカってる。
けど、瞬には通じないのに。
だって、瞬は私を好きじゃないんだから。
たぶん、私が瞬を好きなのに遥人に懐いてるのがムカつくんだよ。
ただ、それだけ。
他意はないよ。
「遥人、私も帰る。」
「はっ?」
遥人は、ありえないって顔した。
けど、私がここにいても仕方ないじゃん。
「遥人は、朱が待ってるんでしょ?」
「まあな。瞬、碧を送れ。そして、話しろよ。」
「あぁ。」
私を無視して勝手に決める遥人。
そうされても仕方ないんだけどさ。
てか、陸斗、由香、力くん全く無視なんだけど。
いいのかな?
「って事で、陸斗、力、由香は好きにしろよ。」
遥人は、さっさといなくなった。
私も瞬に手を引かれながら居酒屋を出た。
けど、瞬には通じないのに。
だって、瞬は私を好きじゃないんだから。
たぶん、私が瞬を好きなのに遥人に懐いてるのがムカつくんだよ。
ただ、それだけ。
他意はないよ。
「遥人、私も帰る。」
「はっ?」
遥人は、ありえないって顔した。
けど、私がここにいても仕方ないじゃん。
「遥人は、朱が待ってるんでしょ?」
「まあな。瞬、碧を送れ。そして、話しろよ。」
「あぁ。」
私を無視して勝手に決める遥人。
そうされても仕方ないんだけどさ。
てか、陸斗、由香、力くん全く無視なんだけど。
いいのかな?
「って事で、陸斗、力、由香は好きにしろよ。」
遥人は、さっさといなくなった。
私も瞬に手を引かれながら居酒屋を出た。