【中編】彼女の本音と彼氏の事情
やべぇ。


生の碧がいるのに。


なに考えて....


「碧」


「瞬?」


俺は、碧を抱きしめた。


「碧は、俺が初めての相手でいい?」


純粋無垢な碧に俺は、相応しくないから。


確認したくなる。


俺は、碧を俺で汚したい。


「私は、瞬がいいの。」


俺は、碧のその言葉を聞いて安心した。


そして、キスをした。


碧が恐怖を感じないように優しくしたい。


俺の欲望のためだけにエッチはしたくない。


俺と碧が愛し合ってる事を確かめたい。


こんな風に思ったのは、初めてだった。
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