幸せの言葉

高校に入学してから半月が過ぎた…。


あの日から私佳乃と一緒に居る事が多くなった…。


佳乃はギャル系だけど、 誰とでも仲良く出来て私の憧れの女の子になっていった…。












数日後のお昼休み


『ねぇ…雛今日暇かな？？』


『暇だけどどうしたの？？』


『ちょっと会ってもらいたい人が居るんだ…。』


『えっ？？』


『私の幼なじみなの…。雛の事話したら会いたいって言われて…ダメ？？？？』


『…ダメじゃないけど…』


『じゃ会うって事で(笑)』


『でも…私人付き合い苦手なんだけど…。』


『大丈夫(笑)そんな事でひかないから～。』


『うん…。分かったょ…。』


『じゃあ放課後屋上にね!!』


『屋上ってカギ閉まってんじゃない？？』


『大丈夫(笑)カギ有るから～。』


そんなたわいもない話をしながら、放課後になるまで待った。












私は気付かなかった…運命の出逢いがこのあと待っているなんて…。

あなたと出会う事で私の人生が変わっていくなんてその時の私に考える余裕はなかったんだ…。