もっと、Kiss。
「んぁーっ」
終わった終わった!
やっとこれで帰れるっ
今日は功太の家で遊ぶ予定だよね…
「柚莉亜っ、今日クラブないよねっ」
「そうだけど、どうかした?」
「ちょっと買い物行かない?」
「ごめん唯っ、今日は功太の家行くんだっ」
「あ、なら今度でいーよっ!
バイバイっ」
「バイバイー!」
唯は先に教室を出て行った。
…さて、私も早く功太のところ行こっ♪
「…柚莉亜、」
声を掛けてくれた相手を見ると、なんとも意外な相手。
「…、何?今さら…何か用?」