もっと、Kiss。



「で、どこ行く?」


「やっぱり、そろそろあそこ?」

と私が指差す方向には、ラブホ。


「…ホント、柚莉亜だね」


「え、意味分かんない」



「そんなに積極的な柚莉亜が好きだって言ったの、」


塞がれた唇。



やぁっとここまできたけど、功太にはまだまだラブホは早いのかな?

なんて、功太の笑顔を見ながら考えていた。



「あ、ここ入りたい!」
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