覚醒☆超能力少年
2人は、父さんと一緒に夜の仕事の手伝いをしていて、毎日明け方に帰ってくる
だから睡眠時間は、ほんの少ししかない
そんな彼等を僕は尊敬こそはするが、なりたいとは思わない
「ふあぁ…、母さん味噌汁。」
「あ、父さんおはよう。」
「覚醒してない奴に話す事なにもないわ。
ふーんだ。」
「…あは。」
父さんにしてみれば、一番期待をかけていた長男が見事に覚醒もせず、しかも人間のままがいいなんて言い出すから腹が立つのだろう
「おまえはまだ覚醒せんのか!」
「僕は覚醒なんてしないよ!」
僕は毎朝父さんにこうやって言い切る