開かない窓
「優一!待たせたなって、あれ?ちはやに頼まで一緒だったのか!後ろの子は…」

「新聞部期待のエース、小路 麗っす!」


「お、おう!麗ちゃんか、宜しくな~」


蓮が来るまで、あれから何をしていたかと言うと、頼の肩を揉んでいたり、今後について、お茶しながら色々話をしたりしていた。

ちはやと麗は、遠慮してくれたが、頼の命令により、全員分お茶を奢る羽目になった。


そして驚くことに。
俺は勿論だが、なんと!ちはや&麗もオカルト研究会に入部することになった。

頼の「あなた達もついでにどう?」という、非常にやる気ない勧誘に、2つ返事で2人ともOKを出したのだ。
これには、勧誘した頼が一番驚いたに違いない。

まあ、
ちはや→楽しけりゃOK
麗→新聞部のネタになればOK
なスタンスだったから、良かったのだろう。

「賑やかになって、良かったじゃん!優一、両手に花じゃねえか。美女2人に挟まれて良かったな!」

「美女2人…?誰かナチュラルに削っていない?」

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