開かない窓
通路
結局、神条さんの熱意(別名:脅迫)により俺達は1~2時間はかかるだろう緊急集会をサボり、マクドナルドの場所を案内するためだけに彼に命令されて先頭を歩かされた。
恐怖で後ろを振り向くことがままならないので、何とも言えないが、背後から冷たい視線が刃となり俺へと突き刺さる。何だ?まるで、拳銃を突き付けられているかのようなこの緊張感は・・・・・・!
(マックに着いたらどうすればいい・・・いや、ここはもっとポジティブに考えるべきだ!)
俺は、自分が神条さんと向かい合ってハンバーガーやポテトを食べながら、
『あはは☆』と笑顔で談笑しあう場面を想像してみた。
・・・・・・・・・・吐き気がした。
妙な想像で気分が悪くなりつつ階段を少し下りた所で、急に神条さんが声をあげた。
「・・・・・・おい、旧校舎に寄るぞ。」
突如発せられた思いも寄らない言葉に、俺は驚きを隠せなかった。
恐怖で後ろを振り向くことがままならないので、何とも言えないが、背後から冷たい視線が刃となり俺へと突き刺さる。何だ?まるで、拳銃を突き付けられているかのようなこの緊張感は・・・・・・!
(マックに着いたらどうすればいい・・・いや、ここはもっとポジティブに考えるべきだ!)
俺は、自分が神条さんと向かい合ってハンバーガーやポテトを食べながら、
『あはは☆』と笑顔で談笑しあう場面を想像してみた。
・・・・・・・・・・吐き気がした。
妙な想像で気分が悪くなりつつ階段を少し下りた所で、急に神条さんが声をあげた。
「・・・・・・おい、旧校舎に寄るぞ。」
突如発せられた思いも寄らない言葉に、俺は驚きを隠せなかった。