開かない窓
回想
三日前、晃の部屋
「優一……俺さ、前に好きな奴が出来たって言ったよな?」
俺が晃の部屋に遊びに来た時、おもむろに晃は切り出した。
「あぁ、そういやそうだったな。でも誰が好きかまでは教えられないんだろ?」
「まあ、だって振られたら恥ずかしいじゃないか。」
それを聞いた俺は、内心『振られるのが怖くて恋愛が出来るか』
と思っていたが流石に口に出すことは出来なかった。
「そりゃあな……で?その好きな奴となんかあったのか?」
「そう、その事なんだけどさ。俺、昨日告ったんだ。」
「そっか、告っ…ぶふぅぅっ!!!」
俺は飲んでいたコーラ(チェリー味)を晃の顔めがけて盛大に吹いてしまった。
「うわっ!!汚ねー!ティッシュティッシュ!!」
「あ、わりぃ驚きすぎて!いや~お前いつからそんな恋に積極的になっちゃったの?まあ臆病なのよりマシだけど」
「積極的って……まあいい、それで告って……」
「告って?いや皆まで言うな、解ってる、大丈夫だ!俺は全部解っているからな!」
「優一……俺さ、前に好きな奴が出来たって言ったよな?」
俺が晃の部屋に遊びに来た時、おもむろに晃は切り出した。
「あぁ、そういやそうだったな。でも誰が好きかまでは教えられないんだろ?」
「まあ、だって振られたら恥ずかしいじゃないか。」
それを聞いた俺は、内心『振られるのが怖くて恋愛が出来るか』
と思っていたが流石に口に出すことは出来なかった。
「そりゃあな……で?その好きな奴となんかあったのか?」
「そう、その事なんだけどさ。俺、昨日告ったんだ。」
「そっか、告っ…ぶふぅぅっ!!!」
俺は飲んでいたコーラ(チェリー味)を晃の顔めがけて盛大に吹いてしまった。
「うわっ!!汚ねー!ティッシュティッシュ!!」
「あ、わりぃ驚きすぎて!いや~お前いつからそんな恋に積極的になっちゃったの?まあ臆病なのよりマシだけど」
「積極的って……まあいい、それで告って……」
「告って?いや皆まで言うな、解ってる、大丈夫だ!俺は全部解っているからな!」