開かない窓
第六章 接触
月岡 涼夜
月岡さんの教室は、校庭を挟んで少し先の校舎の2階にある。俺達がその校舎まで来たときの事だった・・・・・・・。
ボトッ!
「へ?」
歩いていると、いきなり空から一足のランニングシューズが降ってきた。
上を見上げると、開け放された窓には見覚えのある男子生徒がいた。どうやら、彼がシューズの持ち主らしい。
俺達の存在に気付いてないのか、ひたすら左右を見回し誰もいないことを確認している。
「あの人、何をしたいのかな?」
ちはやが、皆が共通して思ってたであろう疑問を口にした。
「さあ・・・・・・って、えぇ!?」
頼が急にその生徒の方を指差し、驚きの声を上げた。
俺達もそれを目で追うと、そこには信じられない光景があった。
ボトッ!
「へ?」
歩いていると、いきなり空から一足のランニングシューズが降ってきた。
上を見上げると、開け放された窓には見覚えのある男子生徒がいた。どうやら、彼がシューズの持ち主らしい。
俺達の存在に気付いてないのか、ひたすら左右を見回し誰もいないことを確認している。
「あの人、何をしたいのかな?」
ちはやが、皆が共通して思ってたであろう疑問を口にした。
「さあ・・・・・・って、えぇ!?」
頼が急にその生徒の方を指差し、驚きの声を上げた。
俺達もそれを目で追うと、そこには信じられない光景があった。