開かない窓
(ああ、なんか・・・・・・すげえ快感・・・・・・・・でも、まだ足りない。もっともっと俺を満たして・・・・・・)
この時俺はすごく幸せだった。性的な快楽を得ているかのような恍惚の笑みを浮かべ、その幸せに浸っていた。
それなのに・・・・・・・・
「ちはや、どうしよう・・・・・・今村君がおかしくなってる・・・・・・どうすれば・・・・・・」
俺の様子に、明らかな異変を感じた頼がちはやにそう話していた。ちはやも、怯えた目でこっちをただ見ている。
この時俺は、胸が鋭利な刃で貫かれた気がした。代わりに心が満たされていく・・・・・・
そして、俺は自分の心を満たしてくれるモノが 殺意 という感情だとゆう事を知る事となった。