★俺様主人とパシリちゃん☆



「貰ってて?なんだよ」



意地悪く笑う庵くん



「…私の…チョコが、…みんなと一緒が…っ!やだったの!!」



庵くんの手が止まった



「…はぁ…はぁ…」



声を我慢していたから息が辛い



た…助かった???



「……」



ニヤリと庵くんが笑ったような気がした私



「ナナのチョコは特別だもんな?ごめんなぁ?」



………か…可愛い



「ぅん…私もごめんね?チョコ…」



私は庵くんにチョコをあげた



庵くんはその場で食べ始めた



そこまでは、よかった…


「ナナ、エロいぃ」



ちゆぅ



チョコが口の中にあるのに、私にキスをした庵くん



「ふぅ!!」



生チョコだったから、舌を通じて甘い味がした



「ナナのチョコうまい♪」



「…」



私は庵くんの顔をぼーと見ている



「その顔…ヤバい」



私に襲いかかる庵くん



「!?」



「ナナの体チョコ味になるな?」



そう言うと私の体を舐める庵くん



「ひぁ!…っっ!」



「声だすなよ?俺止まんなくなる……」



冗談はやめて!!!



「…!…!……!!!」


必死に口に手を当てて声を我慢する



「やっぱ、とまんねぇわ…」



ダメでしょ!!?



「庵くん…ここじゃ駄目ぇっ…やめて?」



「ここじゃ駄目ってことは、家ならいいんだ♪」



「!はぅ!違うよ!!」



私の話は聞き入れられず………



だから、違うんだってーーーー!!!!



「帰るぞ!」



ひぇー…………







お家で甘く甘く食べられたナナちゃんでした☆
よかった、よかった




「よくなーい!!!」


< 103 / 125 >

この作品をシェア

pagetop