★俺様主人とパシリちゃん☆


「………」



女から別れて戻ってくるとナナがいない



近くにいた赤毛の男に聞いた
「ナナがどこ行ったかわかるか?」



「知らねぇ」



俺はナナがほかの女とは違うと思っていた

だけど、結局は同じなんだと思うと騙されていたような感覚に襲われた



携帯でナナに何回も電話をかけた



何回もかけてるうちにムカついてきた



次の日遅れて学校に行った



自分の教室には行かずにナナの教室に入った



ナナは俺を見るなり固まったように動かない



ナナの腕を掴んで廊下に連れ出した



ナナはだんだん涙を目になる
俺のイライラはおさまらない



女を怖がらせるのは嫌いじゃない
でも、ナナは…泣きそうな顔を見るたびに何とも言えない気持ちになった



キスしたらチャラにすると言うと頬に一瞬触れるキスをしたナナ
俺は無理矢理ナナにキスをした
2回目のキスも嫌がるナナ…



その後のナナは俺をさらに怖がっているようだった



ナナにカバンを持たせて帰った日、女から会いたいと言われた

女と行為を終えて俺が寝ている間に女がナナに電話をかけたらしい



女はみんな一緒と言うと女は頬を叩いて出ていった



ナナが心配してきたが俺は素っ気なく電話を切った



次の日には朝早くから匠の家に居たからナナをメールで呼んだ



ナナがつくと匠の姉の日向がナナを離さない


ナナが制服で来ていたから日向がナナに服を貸すとか言って連れてった



「庵ってナナが好きなのか?」
匠に聞かれた



好き?ナナが…??
「…気になんのかよ」
匠が言った

「何も言ってねぇんだけど」



「…お前がこんなに女を連れまわすの初めてじゃん」



…わかんねぇ
「好きって難しいぞ…」匠が言った



女を好きになるなんて生まれて一度もなかいら知らねぇよ



匠が酒で酔ってウザくなってきたからナナを見に行った



ナナは日向に遊ばれていた
日向に気になる?と聞かれた



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