★俺様主人とパシリちゃん☆


姉弟してそーゆーこと言うんじゃねぇよ



俺は下に戻った
戻ると匠はベロベロになっていた



日向がナナを連れてきた
……やべぇよ…
色白にはえる黒いワンピースに背中がガバ開きは……ダメだろ
日向は彼氏が何とかとか言って2階に戻った



日向が2階に行ってから少したったとき

「ひゃぁ!!!」
匠がナナの胸に手をおいた



ナナを抱き上げた
「勝手に寝てろ」
そう匠に言うと俺はナナをソファに下ろし隣りに座った



チラチラと見える背中はいろいろと我慢出来なくなりそうだった



俺は着ていた上着を渡して着るように言った



ナナは素直に上着を着た
…ねむ……俺は気がつくと眠りについていた



人前じゃ眠くなんねーのに……

日向が俺を起こした



日向がナナは庵のでもないとか言ってきた



ナナが自分だけのじゃないと思うとモヤモヤしてきた

日向と口ゲンカをしていると…



匠がナナに何やら嫌がることをしていた
日向も気がついたらしく匠を殴った



俺はナナを抱きよせた


……匠でもナナに触られるのが嫌だった



するとナナが俺に“ありがとう”と言った

少し笑顔で言ったナナが可愛かった
女になんかお礼言われたことが初めてだった



日向が見ていたけどナナを抱き締めた



「い…庵くん??!」
ナナが戸惑って聞いてきた


……俺はナナを俺のにしたい
そう思った



ナナが帰ってから日向が俺に
「ナナちゃん、鈍感だから…頑張ってね」
と言われた



朝から学校に行ってると嫌なものを見た



ナナに男が笑いかけていた



…ムカつく……

ナナを呼び出して匠達の前で言ってやった
パシリにするって言ったらナナは嫌がった




……逃がさねぇから、俺はナナに聞こえないくらいの声で言った



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