★俺様主人とパシリちゃん☆
すると庵くんは鼻で笑った
「俺に??どーせ誰かに言われたんだろ……」
…なんで、庵くん……泣きそうな目してるの?
「身体で俺に会いたい奴なら居るけどな……」
ぐい!
「やぁ!!」
私の制服をめくり上げ舌を身体に這わせる庵くん
「っ……や…庵……くん…」
「…」
一切私の言葉は無視する庵くん
ばーん!!
扉が突然開いて入って来たのは……
「ヒ…ナタ……さん」
「庵、お前自分が何してんのかわかってんのかよ!!」
ヒナタさんはかなり怒ってる様子…
「…」
すると私は開放された
「…俺の存在がいらないなら出てく」
庵くんはSAKURAからフラフラと店を出た
「ナナちゃん大丈夫?」
「ヒナタさん…」
「なんか庵クスリやってるみたい……」
クスリ……??
「……庵くんは…??」
「あんな奴、無視だよ」
冷たく言い放つヒナタさん
「…やだ…!!庵くんを助けるっ!」
「ナナちゃん…無理だよ……」
「………」
庵くんは私のこと助けてくれた……
庵くんが辛いなら、助けてあげたいよ……
「ねぇねぇ、菜々アレって…」
放課後に朱里と帰っていたときだった
「え?」
私は朱里の目線のほうを見るそこには大人の女の人と庵くんが……
「庵くん……」
また痩せてる…
庵くんは怪しい店に入っていく
……
「菜々!!??」
私は走ってその店に入ってしまった
中はタバコとかの匂いが充満している
「……庵くん…」
キョロキョロと店を見渡しても庵くんはわからない
「君、こんな所来ていいの??」
私の肩に腕を回してきた男の人…
「人…探してて……」
「誰だよ、」
「庵くん……」
「イオリくん?……あぁ、庵ね」
「何処にいますか??」
すると男の人は顔をしかめる
「あいつなら、あそこ……」